最近、この手の議論が盛り上がってるので、まとめて見ました。先進国経済と低迷と新興国の「くたばれGDP」的な様相が入り交じって、2012年の熱い議論の一つになりそうです。日本でもブータンブーム。
- こちらはハーバード大Kenneth Rogoff教授の「もうGDP至上主義を再考すべきでは」という記事 http://reut.rs/wh2s9s GDPや軍事力で国にエゴとかも絡むので、非常に複雑
- 現在進行経験に基づく幸せより、記憶に基づく幸せが人の幸福感を決定する。TEDでのノーベル賞受賞したカーネマン氏のスピーチ http://t.co/LencHAxl 米の調査では世帯年収が7万5千ドルを超えると「幸福度」は上がらないそう。
- 国民幸福度ランキング ギャロップ調査 http://t.co/mlfoUezL 10年発表データ。1デンマーク、2フィンランド、3ノルウェー、4スエーデン・4蘭、6NZ・コスタリカ、8イスラエル・豪・スイス・カナダ。米は14位。北欧の食うに困らず+社会保障が手厚い国が高い。
- 不幸せな国はアフリカの最貧国が多し。Thriving(繁栄)が極端に低く、Suffering(食いつなぐのがやっと)が極端に多い。その他、カンボジア、ブルガリア、ハイチ等も不幸せ。
- 中国もインドも繁栄している人が9%、10%と7割大多数の国民がStruggling(毎日が大変)と感じている。格差社会を実感。
- 日本は豊かさを感じるのは19%しかおらず、155カ国中81位というのは驚くべき低さ。傍からみると繁栄を謳歌しているシンガポール、香港同等のランク。ここも貧富の格差の象徴か?
終わり